EclipseとJBossサーバを連携して開発を行うための手順
JBossでWebアプリケーションを開発するときに、Eclipseから直接JBossを起動させたりできれば便利だと思います。
JBossでWebアプリケーションを動かすには、server/XXX/deploy以下にwarファイルを配置する必要があります。
いちいちjavacコマンドを叩いて、warファイルをdeploy以下にコピーして確認するのは面倒です。
これをEclipseから全部やってしまうための手順を説明します。
JBossは以下のディレクトリにあるとします。
C:\JBosses\jboss-5.1.0.GA
では、順番に見ていきましょう!
EclipseにJBoss Serverの情報を設定する
ウィンドウ > 設定 > サーバー > ランタイム環境
をクリックします。
で、「追加」ボタンをクリックして、「JBoss」を選択します。
「アプリケーション・サーバー・ディレクトリ」
で、上で指定したJBossのディレクトリを指定します。
これで、EclipseにJBossサーバの情報を設定することができました。
Eclipseにサーバービューを設定する
ウィンドウ > ビューの表示 > その他 > サーバー
を選択します。
すると、こんな感じでサーバービューが表示されます。
もうひと息でEclipseからJbossを起動させることができます。
EclipseからJBossを起動させてみる
「このリンクをクリックして新規サーバを作成してください」
とあるので、リンクをクリックします。
JBOSS_HOME/server/mine
を起動させたい場合は、
「次へ」を押して、新規サーバーのところの、「サーバー構成」にmineを指定します。
デフォルトではdefaultと書かれています。
ここまでやって完了を押すと、サーバが出てきます。
右クリックして、「開始」を押すと、サーバが起動します。
eclipseのコンソールにも、Jbossの起動ログが出力されます。
これで、JBossサーバとEclipseを連携させて開発する準備ができました。
次は、EclipseでWebアプリを作って、それをJBossにdeployしてみます。
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