EclipseとJBossサーバを連携して開発を行うための手順


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JBossでWebアプリケーションを開発するときに、Eclipseから直接JBossを起動させたりできれば便利だと思います。

JBossでWebアプリケーションを動かすには、server/XXX/deploy以下にwarファイルを配置する必要があります。

いちいちjavacコマンドを叩いて、warファイルをdeploy以下にコピーして確認するのは面倒です。
これをEclipseから全部やってしまうための手順を説明します。


JBossは以下のディレクトリにあるとします。

C:\JBosses\jboss-5.1.0.GA

では、順番に見ていきましょう!


EclipseにJBoss Serverの情報を設定する

ウィンドウ > 設定 > サーバー > ランタイム環境
をクリックします。

f:id:sho322:20141005125726j:plain

で、「追加」ボタンをクリックして、「JBoss」を選択します。

f:id:sho322:20141005125904j:plain

「アプリケーション・サーバー・ディレクトリ」

で、上で指定したJBossのディレクトリを指定します。

f:id:sho322:20141005125842j:plain

これで、EclipseにJBossサーバの情報を設定することができました。



Eclipseにサーバービューを設定する

ウィンドウ > ビューの表示 > その他 > サーバー
を選択します。

f:id:sho322:20141005125923j:plain

すると、こんな感じでサーバービューが表示されます。

f:id:sho322:20141005125943j:plain

もうひと息でEclipseからJbossを起動させることができます。


EclipseからJBossを起動させてみる

「このリンクをクリックして新規サーバを作成してください」

とあるので、リンクをクリックします。

f:id:sho322:20141005130004j:plain

JBOSS_HOME/server/mine

を起動させたい場合は、

「次へ」を押して、新規サーバーのところの、「サーバー構成」にmineを指定します。
デフォルトではdefaultと書かれています。

f:id:sho322:20141005130023j:plain

ここまでやって完了を押すと、サーバが出てきます。
右クリックして、「開始」を押すと、サーバが起動します。

eclipseのコンソールにも、Jbossの起動ログが出力されます。

f:id:sho322:20141005130034j:plain

これで、JBossサーバとEclipseを連携させて開発する準備ができました。

次は、EclipseでWebアプリを作って、それをJBossにdeployしてみます。


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