C# Visual StudioでMain()に引数を与えて実行する
Main()について見ていきます。
Main()から値を返すことによって、呼び出し側のプロセスに値を返すことができます。
呼び出し側というのは、OSであることが多いです。
static int Main()
のように、戻り値の方をvoid以外で宣言することで、Main()から呼び出し元に値を返すことができます。
一般に、0の場合は正常終了。その他の値は全てなんらかのエラーが発生したとされます。
Main()に引数を渡すには、以下のように定義します。
static void Main(string[] args)
とか、
static int Main(string[] args)
みたいに。
Visual Stadio 2013で、Main()に引数を与えて実行するには、「プロジェクト」→「○○のプロパティ」→「デバッグ」で、画面に「コマンドライン引数(N):」と出るので、
そこのテキストボックスに引数を入力します。
たとえば、以下のようなプログラムを作り、引数を与えて実行してみます。
using System; using System.Collections.Generic; class Example { static void Main(string[] args) { Console.WriteLine("There are " + args.Length + " command-line arguments."); Console.WriteLine("They are: "); for (int i = 0; i < args.Length; i++) { Console.WriteLine(args[i]); } } }
すると、結果はこうなります。
There are 2 command-line arguments. They are: hoge fuga